読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青葉の放言

大学生の戯言を綴っています。身の回りの出来事から政治・社会問題に至るまで雑多なことを書き連ねております。

月9 「ラヴソング」は面白くない?①

下げ止まらない視聴率

  フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」の視聴率が下げ止まりません。9日夜に放送された第5話の視聴率が8.4%を記録したことが、昨日、わかりました(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。第5話までの平均視聴率は、単純平均で9.2%(加重平均であればもう少し高くなると思いますが)となっています。残念ながら、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が記録した月9最低平均視聴率(2016年1月期全10話の平均:9.7%)の更新は、ほぼ確定的と言ってよいのかもしれません。さらに、月9ドラマ1話毎の視聴率という点で考えても、2014年4月期『極悪がんぼ』第10話の持つ7.8%という最低記録を塗り替えてしまいそうです。

  さらに深刻なのは、録画率が減少を続けているということでしょう。初回の録画率のランキンを見てみると、『ラヴソング』と松本潤主演の『99.9』が頭一つ抜けていました。ところが、『99.9』は視聴率と共に好調を維持しているのに対し、『ラブソング』は回を重ねるごとに数字を悪くしています。どんな形であれ視聴している絶対数が減少していることの現れです。

 次に満足度という指標を見てみたいと思います。『いつ恋』は、視聴率に関しては伸び悩んだものの、3.9前後と非常に高い満足度をキープし続けました。一方、『ラヴソング』は、数字こそ落としていないものの、3.4程度と平均的な満足度に終始しています。

 データ的な面において、『ラヴソング』の評価は量的にも質的にも高いとは言えません。以下では、『ラヴソング』の不振の原因を分析していきたいと思います。

問題点① 月9危機

 このような事態を受け、『ラヴソング』の打ち切りはもとより、月9ドラマ枠自体の廃止も検討されているようです。

 かつてドラマの象徴でもあったフジテレビの「月9」枠は、近年非常に苦しい状況にあります。若者のテレビ離れが叫ばれ、ドラマの視聴率が全体的に下落する中で、ターゲットを若者層に切り替え、若者向けの上質な恋愛ドラマを模索してきました。実際に『恋仲』や『いつ恋』などは、満足度の面ではそれなりの成果を挙げてきました。しかしながら、今回の『ラヴソング』もそうであるように、量の面で10代・20代を広く取り込んでいるとは言えません。

 『ラヴソング』について語るときは、作品だけではなく、月9枠そのもののブランド低下も考慮に入れる必要がありそうです。

 

 明日以降も引き続き『ラヴソング』不振の原因を分析するとともに、一人の視聴者として、このドラマの光の面についても書いていきたいと思います。

 

【参考】

データが語る!「2016春ドラマ序盤戦の通信簿」(3) フジテレビ“月9”の再興は道半ば!(鈴木祐司) - 個人 - Yahoo!ニュース